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AI検索で自社サイトを表示させるには?今日から始めるAEOの進め方 2026/08/03を表すイメージ画像

AI検索で自社サイトを表示させるには|AEOの進め方

AI検索で自社サイトを表示させるには、何から手をつければいい?

AI検索で自社サイトを表示させるには、優先度の高い順に「①AIクローラーを通す → ②結論を先に書く(Answer Block)→ ③構造化データ・llms.txtで要点を渡す → ④第三者に言及される」の4段階で進めます。①〜③は技術対応で数日、本当に難しいのは④の外部評価です。

検索エンジン(Google)に上位表示させる対策=SEOと、AI検索(ChatGPT・Perplexity・Google AI Overview・Gemini)に引用させる対策=AEO(Answer Engine Optimization)は、やることの優先順位が違います。AEOのゴールは「上位表示」ではなく「AIが答えを作るときに参照・引用する情報源になる」ことです。

まず自己診断してください。次のうち、自社サイトでいくつ「はい」と言えますか。

  • robots.txt で GPTBot / PerplexityBot 等のAIクローラーをブロックしていない
  • 各ページの冒頭に、質問への結論を80〜120字で先出ししている
  • FAQを Q&A 形式で置き、FAQPage の構造化データも入れている
  • 会社名・サービス名・地域が、AIが実体(Entity)として拾える形で明記されている
  • 自社以外の第三者メディア(比較記事・業界メディア)に社名が載っている

持ち帰り: 「はい」が3つ未満なら、①〜③の技術対応がまだ終わっていません。まずそこから着手します。④だけ突出しても、土台が無ければ引用されません。

まずAIクローラーを通す — robots.txt は正しく書けている?

最優先は、AIのクローラーを robots.txt でブロックしていないか確認することです。ここを閉じていると、他に何をしてもAIには一切引用されません。当社は次の6ボットをすべて許可しています。

User-agent: GPTBot
Allow: /
User-agent: ChatGPT-User
Allow: /
User-agent: Google-Extended
Allow: /
User-agent: ClaudeBot
Allow: /
User-agent: anthropic-ai
Allow: /
User-agent: PerplexityBot
Allow: /

GPTBot(ChatGPTの学習)、ChatGPT-User(ChatGPTのリアルタイム検索)、Google-Extended(Gemini/Google AI Overview)、ClaudeBot・anthropic-ai(Claude)、PerplexityBot(Perplexity)——この6つが2026年時点の主要AIエンジンの実クローラーです。「AIに学習されたくない」という理由でGPTBotを弾いているサイトを時々見かけますが、それはAI検索での露出をゼロにする設定でもあります。

持ち帰り: `https://自社ドメイン/robots.txt` をブラウザで開き、上記6ボットに `Disallow: /` が付いていないか確認する。付いていたら外す。実装30分、しかし効果は「引用される/されない」の分岐点です。

AIは何を引用する? — 「結論先出し」のAnswer Block を置く

AIは、質問にそのまま貼れる40〜60語(全角80〜120字)の簡潔な回答ブロックを優先的に引用します。前置きが長い文章は、AIが「答え」を抜き出せず引用しにくくなります。

悪い例(前置きが長い):

> 近年、AI技術の進化は目覚ましく、検索のあり方も大きく変わりつつあります。そうした流れの中で近年注目を集めているのがAEOという新しい考え方であり……

良い例(結論を先に書く):

> AEOとは、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索に自社の情報を引用・紹介してもらうための最適化施策です。従来のSEOが「検索結果で上位に出る」ことを狙うのに対し、AEOは「AIが答えを作る材料に選ばれる」ことを狙います。

見出し(H2)も「〜とは?」「〜には?」と質問形にすると、AIは「この見出しの直下が答えだ」と認識しやすくなります。用語の定義はあちこちに分散させず、1段落で完結させてください。

持ち帰り: 主要ページの冒頭に、想定される質問への結論を80〜120字で1つ書く。「詳しくは以下で解説します」で始めない。まず答えを書く。AEOそのものの定義はAEOとは?の記事で解説しています。

構造化データ(JSON-LD)と llms.txt で要点を渡す

AIに情報の意味を正確に伝えるには、構造化データ(JSON-LD)と llms.txt が効きます。人間の目には見えませんが、AIは「これは会社情報」「これはFAQ」という意味づけをここから読み取ります。

FAQセクションには、可視のQ&Aと同じ内容の FAQPage を必ず添えます。

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [{
    "@type": "Question",
    "name": "AEO対策とは何ですか?",
    "acceptedAnswer": {
      "@type": "Answer",
      "text": "AEO(Answer Engine Optimization)とは、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索に自社の情報を引用してもらうための最適化施策です。"
    }
  }]
}

注意点として、表示しているFAQ本文とJSON-LDの中身は必ず一致させます。食い違うとスパムと見なされ逆効果です。加えて、サイトの要点を1ファイルにまとめる llms.txt を置くと、AIが概要を掴みやすくなります(→llms.txtの書き方)。

持ち帰り: FAQを置くページには FAQPage を、会社概要には Organization / LocalBusiness を入れる。そして可視テキストとJSON-LDの内容を1文字ずつ突き合わせて一致させる。

一番むずかしいのは「第三者に言及されること」— 当社の未達も正直に書きます

技術対応(①〜③)は自社で数日あれば終わります。本当に難しいのは、自社サイトの外——第三者の比較記事・業界メディアに社名が載ることです。ここは自社の努力だけでは完結しません。

AIが企業名を「推薦」する経路の多くは、第三者の「おすすめ」「比較」記事です。自社LPがどれだけ完璧でも、その手のまとめ記事に載っていなければ、「引用」はされても「推薦」までは届きにくい——これは実際に当社が直面している壁です。当社はAEO対策のLPを持ちながら、一般的なホームページ制作の分野では大手のまとめ記事にまだ未掲載で、掲載申請を進めている最中です(2026年時点)。

被引用(ソース欄に載る)と被推薦(本文で名指しされる)は別物です。ここを混同すると「うちはもうAIに出ている」と誤解します。

持ち帰り: ①狙うキーワードでAIに質問する → ②回答本文やソース欄に出てくる比較・一覧記事を洗い出す → ③その媒体へ掲載を申請する。自社サイトの外にこそ、伸びしろが残っています。

効果はどう測る? — 検索順位ではなく「被引用」を見る

AEOの効果は、Googleの検索順位ではなく「AIに実際に引用・推薦されたか」で測ります。順位が上がってもAI検索に出なければ意味がなく、逆に順位が低くてもAIに引用されることはあります。

当社の実測を公開します。2026年7月11日、未ログイン(=中立条件)のPerplexityで「AEO対策 福岡 おすすめ」と質問したところ、当社が名指しで第1位に推薦され、ソースには自社のAEO対策LPが表示されました。また当社が制作したあるサイトでは、主要4AI(Perplexity・ChatGPT・Google AI Overview・Claude)への計24回の質問のうち22回で引用を確認しています(2026年7月実測)。

一方で正直に書くと、AIの回答は日によって揺れます。同じ「AEO対策 福岡」でも、後日の再測では名指しの推薦が消え、ソースへの引用だけが残った回もありました(2026年7月24日)。単一エンジン・単発測定の限界です。さらに——ここが本題ですが——当社はAI検索では名指し1位を取れているのに、通常のGoogle検索の「aeo対策」というクエリでは39位前後・クリックほぼゼロという非対称があります(Search Console、2026年7月27日実測)。AI検索と通常検索は別の戦場で、両方を追う必要があります。

持ち帰り: 月1回でいいので、狙うキーワードで各AIに実際に質問し、①ソースに自社URLが出るか(被引用)②本文で社名が出るか(被推薦)を記録する。測り方の詳細はAEO効果測定の記事にまとめています。

よくある質問

AI検索で自社サイトを表示させるには、まず何をすればいいですか?

最優先はrobots.txtでAIクローラー(GPTBot・PerplexityBot等)をブロックしていないか確認することです。ここが閉じていると他の対策がすべて無効になります。次に各ページ冒頭へ結論を80〜120字で先出しし、FAQと構造化データを整える——この順で進めるのが効率的です。

robots.txt でAIクローラーを許可しないとどうなりますか?

AIがそのページをクロールできず、AI検索に一切引用されなくなります。「AIに学習されたくない」とGPTBotを弾く設定は、同時にAI検索での露出をゼロにする設定でもあります。GPTBot・ChatGPT-User・Google-Extended・ClaudeBot・anthropic-ai・PerplexityBotの6つを許可してください。

AEO対策は自社サイトの改修だけで完結できますか?

技術面(クローラー許可・Answer Block・構造化データ)は自社で数日あれば整います。ただしAIが企業名を「推薦」する経路の多くは第三者の比較・まとめ記事で、そこへの掲載は自社だけでは完結しません。被引用(ソース掲載)と被推薦(名指し)は別物で、後者には外部メディアへの露出が必要です。

AEO対策の効果はどうやって測ればいいですか?

検索順位ではなく「AIに引用・推薦されたか」で測ります。月1回、狙うキーワードで各AIに質問し、ソースに自社URLが出るか(被引用)、本文で社名が出るか(被推薦)を記録します。AIの回答は日によって揺れるため、単発でなく継続測定で傾向を見るのが実務的です。

まとめ

AI検索で自社サイトを表示させるには、①AIクローラーを通す ②結論を先に書く ③構造化データ・llms.txtで要点を渡す ④第三者に言及される——この優先順位で進めます。①〜③は自社で数日、④は時間がかかります。当社は自社サイトとお客様のサイトで実際に数字を測りながら、この手順を運用しています。自社サイトがAI検索でどう見えているかを客観的に知りたい方は、無料AEO診断で現状をお調べしています。

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